2019年7月26日金曜日

令和元年六月七日


・令和元年七月二十六日金曜日
今日は俺の兄弟ナックの事について少し書こうと思います


令和元年六月七日金曜日早朝にナックは天国へ行きました
10才でした。
FANUCのインスタで誕生日でナックを載せた次の日の早朝でした。
ほんまに身近な身内や仲間お世話になった方々にしかお伝えしてませんでした。
めちゃめちゃナックが亡くなった事を公表するかしないか迷いました。
四十九日が終わるまでに公表するかしないか結論を出そうと本日まで気付かれないようにすごしてきました。
昨日の七月二十五日木曜日が四十九日でした。
10年前のFANUC立ち上げの時からともにFANUCのために志してきた同志,兄弟のナック。
この場をかりまして公表する決意となりました。
何から書いてよいのやらわかりませんが,
涙ってこないあふれ出すものなんやってくらい枯れる事なく今もなお毎日涙があふれ出てなりません。
六月七日の早朝に私がナックを玄関にて発見した時にはもうすでに息がありませんでした。
ずっと元気なナックだっただけに,戸惑いパニックになりながらもはじめて人工呼吸と心臓マッサージを1時間ほどやりましたがナックは戻ってきてくれませんでした。
人工呼吸や心臓マッサージをやりながらもマリコ姉さんツッチーめぐ姉さんに早朝で迷惑と思いつつも連絡して緊急で早朝診察出来る病院を探していただきましたがやはりこの時間帯だけはどこの病院も連絡がつかず受付外いで手の施しようがありませんでした。
マリコ姉さんが仕事にもかかわらず飛んで来てくれてほんまに俺一人では精神含めて全て無理な状態だったのでホンマに助けられました。
もうナックも十分頑張ったから,きついだろうから,人工呼吸と心臓マッサージを止めました。本当に受け入れたくないどうにか病院の診察が開始するまではとの思いでしたがナックの顔を見て僕も手を止めました。
それからマリコ姉さんがナックの係りつけやった堀江動物病院の診察開始時間までナックを一緒に見ててくれて俺見てあんた一人じゃ絶対無理やからと診察にも一緒に付き添ってくれました。
エコー等の診察結果では特に死因となる原因は見つかりませんでした。突然死でした。
ナックを毎回診療していただいている獣医さんの話だと7才を超えるとやはり動物は色々と負担が増えてきて特に季節の変わり目今年は特に六月に猛暑日があったりと季節が急激に変化した事もありナックも表情には出さなかったもののどこかしら体調が悪かったのかもしれませんとの説明も受けました。これ以上の死因を分析するには解剖が必要との事やったので,解剖だけはとナックを引き取りました。
ほんまに堀江動物病院の皆様には毎回定期健診等お世話になり最後も棺に入る前にととてもナックを綺麗にして下さいました。感謝しかありません。
それからマリコ姉さんからナックと自分を家まで送ってもらいまた仕事終わってから来るからと背中を力ずよく押してくれました。
六月七日は早朝からもの凄い大雨でした。
僕自身何が何だかいきなりすぎて状況が理解できずにいましたが,俺が最後までちゃんとナックを見送ってやらなっという一心でその一心でなんとか立ってました。
それからめぐ姉さんやマリコ姉さんSOL君ファミリーとお葬式と火葬の前の準備を手伝っていただきナックの姿を見ながら生前の話しなどをしたりと,次の日のお葬式と火葬まではあっという間でした。
ほんまにごく少数の方々にしかお知らせしておりませんでした。
マリコ姉さん,SOL君ファミリー,めぐ姉さん,ツッチー,ネイルサロンHAPPIESTの皆様,SKULL SKATES JAPAN CREWの皆様,そして松岡家,皆様の手厚い手助け支えがあり何とか立っている事が出来ました。
ほんまにこのご恩は一生忘れません。
ナックも感謝しております。
思い返せば今ではFANUCありがたい事にご来店して下さいます皆様のおかげでなんとかやっていけておりますが,10年前の立ち上げ当初は1週間誰も来ない売上もゼロって日が普通にあってナックの飯すら買ってあげれずにナックと二人で飲物だけで耐え忍ぶ日も多々ありました。
ただナックは嫌な顔せず愚痴一つこぼさずに黙って俺に付いて来てくれました。
FANUCがとても好きな奴でした。毎日FANUCへ行く時間になると玄関でシッポ振って待機してて今でも毎日その光景が浮かびます。
ほんまにかけがえのない家族,兄弟,俺の良き理解者でした。
ナックの事で悲しんでいただきました皆様ほんまにその思いを私は一生忘れません。
同様にナックの笑顔,FANUCへお客さんが来た時のあの嬉しそうな顔,ナックがFANUCや俺のために力をかしてくれていた日々を一生忘れません。
そして,
SOL君ファミリーからいただいた言葉
「ナックは太く短くデカい打ち上げ花火のように男らしい生きざまやったやんか」
ツッチーからいただいた言葉
「こいつらはほんまに粋なやつらなんすよ」
松岡家からいただいた言葉  秋川 雅史さんの千の風になって
「千の風になってあの大きな空を吹きわたってます 秋には光になって畑にふりそそぐ 冬はダイヤのようにききらめく雪になる 朝は鳥になってあなたを目覚めさせる 夜は星になってあなたを見守る 千の風になって」
この言葉にもほんまに救われました
マリコ姉さん旦那様 SOL君ファミリーには今もなお心身ともにお支えしていただいており感謝しかありません。ほんまにありがとうございます。
貴重なスケジュールの中FANUCをねじ込んでいただきお買物していただいております皆様の笑顔にも毎日助けられております。
ナックと繫がりをもってくださいました皆様,皆様のお陰でほんまにナックの最後の顔は笑っており今にも起きてきそうで今までで一番幸せそうな顔で天国へ行きました。
ほんまにほんまにありがとうございました。
ナックにも言い尽くせない程の感謝の気持ちでいっぱいです。
ほんまにどこの誰よりも粋で乙な奴でした
ナックまた絶対に会おうな!!
これからもナックと二人三脚でFANUCを笑倍繁盛させていきますので何卒宜しくお願いいたします

今何をしたいか?何を思うかって聞かれたら

やっぱナックといつものようにアメ村を歩きてぇわ

令和元年七月二十六日金曜日 FANUC代表 松岡 ナック 松岡 亮太